ABC分析とは

導入の目的 

 平成20年度の決算から水道事業会計について、安定的かつ継続的に事業経営に取り組りくむための新たな管理会計手法としてABC分析を導入してきました。
 下水道事業についても、平成24年4月1日から地方公営企業法の全部を適用し、水道事業の組織と統合し、新たに上下水道局を発足したことから、水道事業と同様にABC分析を平成24年度決算から導入します。
 

ABC分析(Activity-Based Costing:活動基準原価計算)とは 

 企業活動を個々の活動に分類し、細分化した「活動ごとの原価」を算出する管理会計手法で、1980年代後半に米国で発祥し、現在は日本企業への導入も進んでいます。 

ABC分析導入による効果

  1. 従来の原価計算では、把握できなかった企業活動ごとのコストが明確になり、事務事業の効率化や施設の有効性を判断する指標として活用することができます。
  2. 今後の経営改善を行う時の、改善策の妥当性、有効性を説明、保管する資料となります。
  3. 職員のコスト意識の向上につながります。 
  4. 新たな経営情報の公開による市民の皆様への説明責任の確保が図れます。 

ABC分析のための活動コスト分類

(水道事業)

 原水を浄化して各家庭に水を届けるまでの企業活動(各過程)を大まかに分類し、その活動コストを把握します。活動ごとのコストを明らかにすることにより、コスト面から経営効率化に関する判断材料に活用できます。今回は以下の五つに分類し算出しました。

  1. 浄水施設で水をきれいにするための費用
  2. 東部水道企業団から受水するための費用
  3. 水道事業における全般的な管理事務を行う活動費用
  4. 浄水施設からお客様の蛇口まで水をお届けする費用
  5. 検針、料金徴収等の費用

(下水道事業)

 家庭等から集められた汚水を浄化して河川に放流するまでの企業活動(各過程)を大まかに分類し、その活動コストを把握します。活動ごとのコストを明らかにすることにより、コスト面から経営効率化に関する判断材料に活用できます。 今回は以下の五つに分類し算出しました。

  1. 検針、料金徴収等の費用
  2. 家庭等からの汚水を浄化センターまで集めるための費用
  3. 汚水を汲み上げながら浄化センターまで流す費用
  4. 下水道事業における全般的な管理事務を行う活動
  5. 集められた汚水を浄化するための費用

 

ABC分析結果

                                          

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